言い忘れたこと・・・グドルン・プフリューガー

ぷれしゃす

2009年10月25日 10:26

9月にBANFF Mountain Film Festival2009の乗鞍会場で
「Searching for the Coast Wolves」を観て感動したという日記を書きました。
http://precious.hida-ch.com/e135409.html
実はその時もっと書きたいことがあったのに、
忙しさにかまけてそのままになっていましたので追記したいと思います。


■Searching for the Coast Wolves(サーチング・フォー・ザ・コースト・ウルブズ)

グドルン・プフリューガーは
クロスカントリースキーの元世界チャンピオンであり、長距離ランナーである。
過去6年間、彼女はカナダの荒野に生息するオオカミを観察し、
フィールドでのデータや彼らの毛、あるいは糞といった、
オオカミの科学プロジェクに使用するための証拠を集めつづけている。
ブリティッシュコロンビア州の沿岸域に生息する
神秘的なオオカミを探しにでかけた彼女の探求は、
ドラマチックで強力な遭遇で終わる。
ドイツ作品・52分【環境】


感動しながらエンド・ロールを観ているとナレーションが続いていた。
覚え切れていないので勝手な私の解釈になってしまうかも知れない。
こんな内容であった。

グドルン・プフリューガーはこう語っている。

「古来、オオカミは人間に何かを伝えに来ているメッセンジャーのようなものであったり、
サインのようなものだと云われている」
「あのオオカミとの出会いや共有した時間は私にとってどんな意味があるのだろう?」

そして、ナレーションはこう続いた。

このSearching for the Coast Wolvesの撮影を終えてすぐに
グドルン・プフリューガーは悪性の脳腫瘍であると診断された。
治療の際に、彼女は狼たちと共有した時間を思い出し意識的にイメージしたところ、
彼女の治療はよい効果が出ていて治癒に向かっている。


このフィルムの製作は2006年作となっている。
その後の彼女についてはわからないが、
とても素晴らしいと思い、私の胸に深く残った部分であった。

イメージや思いは身体にも大きな影響がある。
人生の道のりで起こる様々な出来事の中に意味を見出し、
生きるということや自分自身に愛情や尊さを注いでいる。
私もこんな風に生きたいと思った。
そしてカウンセラーとしてもこんな姿勢で
患者さんやクライエントに向き合いたいと思った。




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